
D卓『Stylish Debutante』(RL:コバヤシ)
■アクトトレーラー
最悪の時代、ニューロエイジ。
災厄の街、トーキョーN◎VA。
金で全てが動き、悪党が笑い、大切なものが踏みにじられる世界で、お前は何も為し得ない。
貫くべき生き方(スタイル)を。
守るべき何か(スタイル)を。
抗うための強さ(スタイル)を持たないのなら、お前はずっと端役(エキストラ)のままだ。
だから……。
トーキョーN◎VAシナリオ
”Stylish Debutante”
コレはお前が運命の扉を叩き、お前の人生(アクト)の主役(キャスト)になるまでの物語だ。

■アクトハンドアウト
▼HO1:コモン 未だスタイルを持たない一般人である
コネ:エルピス 推奨関係:守るべき相手(クラブ)
キミはニューロエイジの片隅でなんとか生きている、名もなき端役だ。
特別なことなど何も起こらないと思っていたキミの人生は、とある少女-エルピス-と出会ったことで変わりだす。
ニューロエイジに良くある、ロクでもない窮地に手を差し伸べてくれた彼女との、穏やかな日常。
強大な敵と過酷な運命に巻き込まれ、何もかもが崩れ落ちていく中で、キミは新たな自分に目覚めていく。
激闘の果てに手に入れるべきスタイルは、未だ見えない。
【PS:スタイルを手に入れる】
●アクトルール:スタイルロック
このシナリオの開始時、HO1は神業を一つも使用できないものとする。
アクトの進行に従い、災厄の街を生きるに相応しい教示と実力を示す度、スタイルを手に入れ神業が使用可能になっていく。
このルールはPLに不自由を感じてもらうためではなく、何の力も持たない端役がアクトを通じて成長していく実感を、データを伴って手に入れてもらうためのルールだ。
最終的にHO1は三つのスタイル、三つの神業で運命を切り開く、物語の主役へと変貌していくことになる。
※一言
未だ何者でもないままニューロエイジにくすぶっている、白紙の状態から始まるハンドアウトです。
何も成し遂げていない白紙に、自分だけの物語を刻んでいきたい人にオススメの導入となります。
キャストと一緒にN◎VAという街、スタイルというものを体験し学んでいく導入となるので、初心者はこのHOを選ぶのが良いでしょう。
キャストはエルピスを守り未来を掴み取る戦いの中で、災厄の街を生き抜くためのスタイルを掴み取っていきます。
キャスト作成時に選んだ残り二つのスタイルが、アクト中に顕在化していくようなイメージです。
※NPC解説
エルピス:外見10代女性:ハイランダー(エキストラ)
HO1の窮地を助けてくれた少女。穏やかな優しさと芯の強さを持ち、ピンチこそ笑おうとする。
何やら隠された因縁があるらしく、巨大企業イワサキの追跡を受けることになる。
▼HO2:カブト 己のスタイルを確立した生きる伝説である
コネ:”最速”ナイトロ 推奨関係:強敵(ハート)
キミは数多の危機を乗り越え、ニューロエイジの伝説となっているボディーガードだ。
今回謎めいた少女-アルファ・オメガ-から依頼されたのは、巨大企業イワサキに追われる少女の護衛。
報酬はそこまで良くないが、敵が”最速”ナイトロを雇ったと聞いて心が動いた。
機械の神経系も、愛用のマシンも、全てを限界まで研ぎ澄ました速度の権化を相手取れるのは、長年せめぎ合ってきたキミだけだ。
賢く依頼を蹴り飛ばして、哀れな一般人(コモン)が死ぬに任せることも出来るが……。
【PS:PC1を守る】
※一言
既に揺るがないスタイルを確立し、数多の伝説を打ち立てたベテランカブトです。
何もないからこそ何者かになっていくPC1を守り、導き、自身の生き様でスタイルの何たるかを伝える立ち位置です。
ハードな苦境にもめげることなく、自分なりのやり方を貫く立ち位置を遊んでみたい人にオススメの導入となります。
同じく生きる伝説となった最速のライバルを相手取り、過酷な状況を突破していきます。
※NPC解説
”最速”ナイトロ:29才男性:カタナ◎カゼ●ニューロ
電子戦と白兵戦、ヴィークル操縦のスペシャリストであり、圧倒的な速度で事件を制圧する最強のプロ。
HO2とは宿命のライバルであり、時に背中を預け時に刃を交えてきた。
■レギュレーション
▼使用経験点
0点
▼PL人数
2人
▼スタイル制限
なし
▼使用ルールブック
基本、クルードルール
DLSITEで独立販売中の、クルードルールを使用する。
https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ01075606.html
通常のキャラ制作、アクト進行とは異なるため注意すること。
▼クイックスタート
クルードにはクイックスタートが存在しないため、指定はない。
キャスト作成に手慣れていない場合は、プレイ開始前にRLと相談しながら作成する。