
B卓『Junkpot HighRollers』(RL:ありえすた)
■アクトトレーラー
ジャンク!ジャンク!ジャンク!
ガラクタが積み上げられたゴミの山!
それがこの巨大カジノ"ジャックポットタワー"ってわけだ。
夢、信念、運命。そいつにとっちゃお宝でも、他人にとっちゃガラクタだ。
だからこそ愛おしいのさ。毎夜累々積み上がる、煌びやかな欲望の塔が。
もし塔を登りたいなら覚悟しな。
賭け続けなきゃならねぇのさ。覚悟を、業を、スタイルを。
もちろん負けたら……それもまた、お宝(ジャンク)になるがね。
トーキョーN◎VA the AXLERATION
「Junkpot HighRollers」
運命、切り札は自分だけ。

■アクトハンドアウト
各キャストには以下の設定が付加される。
なおスタイルは目安でしかなく、変更しても全く問題はない。
・PC1『カブキ』:ジャックポットタワーに挑むギャンブラー
・PC2『レッガー』:ジャックポットタワーで全てを失った敗北者
▼PC1『カブキ』用ハンドアウト
コネ:"ジョーカー" 推奨スート:クラブ
『レッガー』の負けを取り戻すためキミはタワーに挑むことになった。
巷で話題の"ジャックポットタワー"。気になることがひとつある。
タワーのオーナーがあの"ジョーカー"だと噂されていたからだ。
かつて多くの賭場を荒しながらも忽然と消えた伝説のギャンブラー。
正体不明の一匹狼、そんなヤツが経営者とは笑わせる。 キミはそのスタイルをアンティにして、運命の扉を開いた。
【PS:ジャックポットタワーを攻略する】
▼PC2『レッガー』用ハンドアウト
コネ:『カブキ』 推奨スート:任意
キミはすべてを失った。
ジャックポットタワーで、全てを賭けた結果がこれだった。
小銭稼ぎのフロア"レッド"を抜けた先にあるVIPフロア。
その支配人たる強敵ディーラーたちにすべてを奪われた。
もはやベットするものもない。最後の頼みは『カブキ』だけ。
【PS:失ったものを取り戻す】
■レギュレーション
キャスト間コネ:『カブキ』←→『レッガー』
経験点:制限なし。
達成値:制限なし。敵ゲストが単体で出す最大達成値は23
防御神業:…とりあえず2枚あればよいかもしれない
想定神業:あればあるほどよい
主な情報技能:〈社会:ストリート、企業〉
■特記事項
本シナリオではいくつかアクトルールを採用する。
▼ギャンブルの表現
本シナリオは全編通して「ギャンブル」が描かれる。
ゲーム的な手続きはシンプルに、カット進行を行うことになる。
これは物理攻撃、精神攻撃なんでもよい。
ただし表現としてはすべて「ギャンブル」として置き換えられる。
なお敵ゲストは精神攻撃しかしない。
▼キャスト・ゲストの死亡無効
基本的にキャスト・ゲストは死亡するダメージを受けても死亡しない。
[戦闘不能]状態のまま回復手段がない場合はエキストラとなる。
ただし神業は別である。
意志を持って神業で[完全死亡]や[精神崩壊]を与えられた場合は死亡する。
▼神業の効果を変更
《チャイ》および《不可触》の効果を万能とする。
つまり他の神業一発分の効果に置き換えることができるものとする。
「うまく使った」条件は《チャイ》および《不可触》のままだ。
▼『レッガー』の神業の剥奪
アクト開始時点でPC2『レッガー』はすべての神業の使用可能回数が0になる。
これは「賭けに負けてすべてを奪われた」ことの表現だ。
神業を回復する(賭けたモノを取り戻す)にはディーラー(ゲスト)との勝負に勝つ必要がある。
なお、奪われた神業の表現として「何を賭けたか」を考えておくとよい。
物品、金銭、人物、情報、技術、肉体。いずれにしても賭け金になりうる。
それがキミのスタイルを構成するものならば、だ。
PC1『カブキ』は「何を賭けるか」を考えておくとよい。
▼トランプの扱い
特殊な処理が発生する。
これはアクト中に説明する。
■ゲスト紹介
▼「"ジョーカー"」
ジャンクポットタワーのカジノオーナーと噂されるカブキ。
かつて伝説と謳われた孤高のギャンブラー。ある日を境に消息不明となった。
その正体は謎に包まれている。
▼「"ジャック"カヴァリエ」
フロア支配人のひとりにしてディーラー。男性、26歳。ニューロ◎。
人気のルックスで彼を見るために通うファンも多い。マシンゲーム担当。
▼「"クイーン"ビー」
フロア支配人のひとりにしてディーラー。女性、29歳。マネキン◎。
場の雰囲気をコントロールするのが上手い。ルーレット担当。
▼「"キング"アレクサンドロス」
フロア支配人のひとりにしてディーラー。男性、42歳。カブト◎。
堂々とした風体の巨漢で勝負に関しては紳士的。ポーカー担当。