
J卓『剣ヶ峰 / Dancing on the Edge』(RL:伏見堂)
■アクトトレーラー
いつの世も、争いの種は尽きはしない。
アイツより、コイツなら、オレならば。
「勝負に勝てる」「負けはしない」
路地裏で、ビル地下で、高級クラブの秘密の部屋で。
己と敵と観客と、鼎が並べば、幕は開く。
それすなわちは屍山血山の“見世物小屋/Coliseum”
災厄の街にふわり舞い込む戦の匂い。
義理と人情、友誼、金、功名心。
戦う理由は千差万別。
ヒト・ヒトならざるもの、されど、その“性/Style”を選んだならば。
戦う理由は唯一つ――『カラダが闘争を求める』
TOKYO N◎VA THE AXLERATION
「剣ヶ峰 / Dancing on the Edge」
――かくて運命の扉は開かれた。

■アクトハンドアウト
■カタナ (推奨サンプル:現代の騎士)
〈コネ:ファイヤーマウンテン〉【外界】
当代無双。それは君が目指すべき武の極致だ。
今はまだストリートの底辺武芸者に過ぎないが、いずれはそれを証明する。
その為に今は相棒のプロモーター、ファイヤーマウンテンから紹介された賭け試合に勝ち続ける。
“魔女”“狼王”“最強”“闇の殺人者”――いずれはそんな“伝説”に名を連ねてみせる。
【PS:伝説を残す】
■バサラ (推奨サンプル:炎の退魔師)
〈コネ:ザンカ〉【生命】
退魔師である君には種族を超えた友人がいる――いた、と言うべきかもしれない。
人喰いのアヤカシ・ザンカは、君との死闘の果てに「もう二度と人は喰わない」と誓い、友誼を交わした。
それから暫くの歳月が流れたある日、N◎VAで人間の業とは思えぬ殺人事件が起きたと知る。
それは、君のよく知る人外の業だった――友誼は裏切られたのか? ならばケジメを付けねばならない。
【PS:友誼を確かめる】
■フェイト (推奨サンプル:不屈の探偵)
〈コネ:おきび〉【理性】
この街で事務所を構えていれば、様々な事情を持った依頼人が日々舞い込む。
出自・正体・身元不明は日常茶飯事、千態万状な依頼をこなすのがプロである君だ。
そして今日「行方知れずの姉を探してほしい」という依頼が来た……何処にでもある依頼だ。
君の事務所の扉を叩いたのが、明らかにヒトではない娘であること以外は。
【PS:依頼主の願いを果たす】
■レギュレーション
キャスト間コネ:『カタナ』 〈コネ:バサラ〉
『バサラ』 〈コネ:フェイト〉
『フェイト』〈コネ:カタナ〉
経験点 :制限なし。
達成値 :制限なし。敵ゲストが単体で出す最大達成値は23。
想定神業 :《死の舞踏》《天変地異》《真実》いずれも使用用途あり。
主な情報技能 :〈社会:ストリート、アストラル、企業〉〈白兵〉
●特記事項
①本シナリオでは各キャストに一定の戦闘力があることが望ましい(特に近接戦闘力があると好ましい)
②本シナリオはPC番号による優先順位の指定を行わない。好きな導入枠を選んでいただきたい。
■ゲスト紹介
▼[ "ファイアーマウンテン" ](レッガー◎)
プロモーター(興行手配師)
"カタナ"の腕を買ってはいるが、それは興行収入をアテにしてのビジネスライクな付き合いだ。
大物めいた態度を取ってはいるが、彼もまだこのストリートにおいては底辺の存在に過ぎない。
▼[ "ザンカ" ](アヤカシ◎)
元・人喰いのアヤカシ(妖怪・魔物)
かつて "バサラ"と三日三晩に至る死闘を繰り広げ、二度と人を喰わないと近い、友誼を結んだ。
ここ最近は互いに顔を見ておらず、彼女が人に害をなしたという話も聞いていなかったが……?
▼[ "おきび" ] (エキストラ……?)
"フェイト"の事務所を訪れた依頼人の少女。
ストリートキッズのような身なりだが、それにしては垢ぬけていない印象がある。
なによりも、角や尻尾といった人間にはないものが見え隠れしているが……